趣味に理解
最近ずっと某オークションに参加している。その目的というのは余剰品を放出するためなので、実際のところ出品者としてである。これまで45点ほど出してきたが、その9割は落札され、また取引が終わろうとしている。
その中である車両を落札された方が女性であることがわかった。最近は女性の鉄道ファンもいることであり、それ自体は特に驚くこともないのだが、その女性は「主人が鉄道模型が趣味で、落札できて喜んでいます。」といっていた。正直な話、うらやましいと思ったのである。
この模型に限らず鉄道趣味というのは、そのマニアックさから一般の方には受け入れにくいものとされている。模型雑誌に連載されている読み物の中でもある種の忠告とも思える書き方がされているものだ。それなのに理解を示していて、さらにオークションの処理までしている。それが自分にとっては驚きだったのだ。
その女性の言葉に「私はまだ独身ですが、もし相手が出来るようなときには、そういう理解のある方がいいなあーと正直思いました。」と返した。すると、その女性はさらに「なんだか、くすぐったいことも付け加えいただきありがとうございました。」と返してくれたのである。なんといったらいいか。本当にうらやましい…。
しかしもし相手が出来て、趣味の話をしたところで相手がどう反応するか。果たして理解してくれるのかどうか、まだまだわからないなと思ったのだった。
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