島への想い
まったく別の用途で色々調べていて、偶然「四阪島」というのを見つけた。この島は愛媛県の沖合いにある島なのだが、明治時代から住友(現・住友金属鉱山)の所有となっていて、現在も亜鉛を回収するリサイクルの工場として稼動している。昔はこの島に製錬工場があり、最盛期には5000人もの従業員とその家族が住んでいたといわれる。
さらに調べてみると、長崎県の沖合いにある瑞島が、三菱(三菱マテリアル)の海底炭鉱として1974年まで稼動していて、その名を「軍艦島」と言われていたことが分かった。現在は廃鉱となり、また立ち入り禁止となっているが、その歴史はかなり深く、非常に興味を持ったのだった。この島には日本で最初の鉄筋コンクリートの建物(アパート)があって、その写真を見ていてものすごいものだと感じたのである。まあ、実際に島に渡ることはないと思うが、近くで見るのだけでもしたいと思った。
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