悲しみの時計少女

 先日、「悲しみの時計少女」(谷山浩子著)という小説を読んだ。この小説はその昔、NHK-FM「青春アドベンチャー」というラジオドラマでやっていたもので、当時高校生だった自分は寝静まった部屋の中で布団をかぶって聴いていた記憶がある(当時は部屋は弟と共用だった)。なぜこの小説を今頃になって探したかというと、先月千葉で決起集会をしたときにそんな話になって思い出したという次第。内容については割愛するけど、そんな昔の記憶を思い出しながら一気に読んだのだった。小説が出て14年経っているが、ものすごく新鮮に思えた。ラジオドラマになってからも12年だもんなあ。
 12年前といえばちょうどミニコミ全盛期の頃で、友人と2人でミニコミを作っていた頃である。政治からバラエティー、詩などの創作と、何でもありのミニコミだった。その後は自分でだけで創作活動もしていたが、やらなくなってそろそろ4年になる。もう1回やってみたいようなやりたくないような、そんな中途半端な気持ちになったりしている。

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