昨日、業務用はかりのトップメーカーが工場監査で来社。３月から量産になる品物について加工方法とかを説明したりしていた。それで、このメーカーのはかりで医療用なんかもあり、そのはかりはほんのちょっとの振動でも数値が安定せず、つまりそれだけ精巧なのだが、その説明を聞いていた常務が｢それを使って家庭用の地震計を作ればいいのでは？｣と提案してきた。それを聞いた自分は最初｢あーそんなのもありかなー｣とか思ったが、そのメーカーの担当者はさすが、ノートにメモをして熱心に聞いていたのだった。こんなところから新商品ができるのかと、ものすごく感心した。
　とりあえず仕事のほうは、こっちで作った書類を持ち帰ってもらって、過不足があれば連絡してもらうということで終了。まあ今まで試作も作っていてそれほど問題もないようなので大丈夫だと思うが。ただ、この品物ははかりの根幹部分にあたる重要部品なので失敗はできない。まあ、これからが勝負だわな。