隠れ家

 この日はカウンセリングの予定だったのだが、仕事が長引いてしまい、結局日程を変更してもらうことになった。それで時間が空いてしまったので、いつもいっているショットバーに飲みにいったのである。
 このショットバーは、自分がお酒を覚えるきっかけになった人がやっているお店で、数年前に独立したものだった。気が向いたときに飲みに行ってお酒を飲む。それも、ビールとかではなくバーボンウィスキーである。で、そのウィスキーをちびちび飲みながらマスターやその他の人達とお話しをする。そういう雰囲気がいいなあと思うこともあるのだ。
隠れ家
 現在対人恐怖でカウンセリングに通っているが、このお店に通うのもひとつのカウンセリングかもしれない。人間関係のしがらみとかそういうのが感じられないので、居心地のいいところであり、僕にとってはまさに「隠れ家」なのだ。

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