Rmax

 昨日師匠で腐れ縁でもあるたるから電話があって「Rmax」の計算式を教えてほしいという話があった。これは素材を刃物で削ったときの「表面粗さ」を示す記号の1種(http://www.mitutoyo.co.jp/technology/standard/introduction_05/index.html)で、現在の規格では「Rz」と変わっているが、どこを調べてもその計算式が出てこない。とりあえず自宅にあるJISハンドブックの「機械計測」でも探してみたのだが…。
 ちなみになぜ教えてほしいというのかというと、その会社の新人の営業さんが理論的な見積もりをしたがるそうで、こっちから見ると職人泣かせの質問なのである。こんなものは切削条件で絶えず変わるものなので、すべて加工者の経験と勘で動くものなのだ。うちもずっと検査をしてきてこういう検査(官能検査という)もやってきてるが、本来測定機器で測れるものを、当時の会社では測定器がなかったためにすべて触診で測っていた。
 とりあえず明日うちの測定担当部署に聞いてみるかなあ。

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